2018年9月17日月曜日

本を読むことが億劫になる前に


1. 文字を読むことが億劫に成る前に





1-1. 老化による変化


きのこの両親は、二人とも昔から読書が好きで

実家には大量の書籍があります。

小説、詩集、専門書、写真集、百科事典等ジャンルも様々で
入りきらず倉庫を建てて保管する程でした。

でも、老眼が進み始めた頃から
文字を見ること自体が億劫になってきたそうす。

そのため最近は、新しい書籍を購入する機会も

めっきり減って来て本を読むことから遠ざかっているそうです。

そう感がると、老後に時間が出来るはずだから
楽しみに読書をとっておこうと思っていたら
老眼で読書という行為が億劫になってできないという
悲しい可能性があるといえるでしょう。

















1-2. 老眼とは


老眼とは、加齢とともに近くの物が

見えにくくなることを表しているそうです。



1-3. 老眼のメカニズム


近くの物を見る時には、眼は水晶体
(カメラのレンズのようなはたらきをする部分)の

厚みを増加させる「調節」機能によりピントを合わせています。


ところが加齢に伴い、水晶体は硬くなるので変形しにくくなります。

そのため、近くの物にピントを合わせられなくなります。


一般的に、正視の場合40代くらいから老眼の症状が出るそうです。


65歳くらいまで症状が進行して、その後は安定するようです。


遠視の人は近くを見るのにより調節力が必要なため
老視になる年齢が早く、反対に近視の人では遅めとのことです。





1-4. 老眼の症状



・本や新聞の字が見えにくくなる
(特に夕方や雨の日など薄暗い場合)

・眼が疲れやすい


・頭痛・眼通


・肩こり


・遠近の切り替え時にピントが合いにくい。





言われてみれば、視力は子供のころからずっと良い きのこですが
最近急に上に挙げた症状が思い当たるようになりました。

細かい作業のしすぎや、運動不足、単なる疲れ目かと
思っていましたが、老眼の表れなのかもしれません。




1-5. 老眼の治療


治療と言っても、老眼が治る技術は
残念ながら現在のところないようです。

そのため、眼鏡やコンタクトレンズで

ピント調節力の衰えを補うことが対応策となります。



老眼鏡(近用眼鏡)は2種類あります。



・近用のみのタイプ(単焦点レンズ)

・遠近両用タイプ(多焦点レンズや累進焦点レンズ)



比較的長時間の近見作業が多い人は、

近用のみのタイプを使用するほうがお勧めのようです。



遠近両用タイプはレンズの上の部分で遠く、
下の部分で近くを見るようにデザインされています。


市販のお手軽な老眼鏡より
眼鏡処方箋に基づいたものを使用するのが良いようです。


また、老眼と決めつけず、視力が低下していないかを
定期的に検査することも大切なようです。




他に遠近両用のコンタクトレンズも登場しています。
いずれも、個人のライフスタイル等により相性があるようです。

眼科や眼鏡店などで、自分に合った

老眼対策を行うのがお勧めです。



2. 老眼予防


避けては通れない老眼ですが、予防を行うことで

少しでも症状の進行を遅らせることができるようです。


2-0-1. ・眼球回し


顔を動かさず、目だけを回します。


上、斜め左上、左、斜め左下、下、斜め右下、斜め右上

の順に8箇所を見るようイメージで眼球を回します。



2-0-2. ・目の開閉


目を強く閉じ、見開くを交互に数回繰り返す




2-0-3. ・遠近を交互に眺める


指を1本立て、腕を伸ばして2秒程見つめたあと

外の景色を見ることを数回繰り返す。




3. まとめ


老眼は、加齢とともに遅かれ早かれ誰にでもやってきます。


避けて通れないため、老眼と上手に付き合いながら

楽しい生活して行きたいですね。


老眼を遅らせる目のトレーニングを

生活にうまく取り入れていくことも大切です。



仕事や家事が忙しくても、加齢とともに
時間、視力、集中力、体力は徐々に衰えて行きます。

いつかやろう!ではなく細かい作業、読書など

やりたいことは老後の楽しみにとっておかず、
苦痛なく出来るうちにコツコツ進めておきたいですね。




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