1. 文字を読むことが億劫に成る前に
1-1. 老化による変化
きのこの両親は、二人とも昔から読書が好きで
実家には大量の書籍があります。
小説、詩集、専門書、写真集、百科事典等ジャンルも様々で
入りきらず倉庫を建てて保管する程でした。
文字を見ること自体が億劫になってきたそうす。
めっきり減って来て本を読むことから遠ざかっているそうです。
楽しみに読書をとっておこうと思っていたら
老眼で読書という行為が億劫になってできないという
悲しい可能性があるといえるでしょう。

1-2. 老眼とは
老眼とは、加齢とともに近くの物が
見えにくくなることを表しているそうです。
1-3. 老眼のメカニズム
(カメラのレンズのようなはたらきをする部分)の
厚みを増加させる「調節」機能によりピントを合わせています。
ところが加齢に伴い、水晶体は硬くなるので変形しにくくなります。
そのため、近くの物にピントを合わせられなくなります。
一般的に、正視の場合40代くらいから老眼の症状が出るそうです。
65歳くらいまで症状が進行して、その後は安定するようです。
遠視の人は近くを見るのにより調節力が必要なため
老視になる年齢が早く、反対に近視の人では遅めとのことです。
1-4. 老眼の症状
・本や新聞の字が見えにくくなる
(特に夕方や雨の日など薄暗い場合)
・眼が疲れやすい
・頭痛・眼通
・肩こり
・遠近の切り替え時にピントが合いにくい。
言われてみれば、視力は子供のころからずっと良い きのこですが
最近急に上に挙げた症状が思い当たるようになりました。
細かい作業のしすぎや、運動不足、単なる疲れ目かと
思っていましたが、老眼の表れなのかもしれません。
思っていましたが、老眼の表れなのかもしれません。
1-5. 老眼の治療
残念ながら現在のところないようです。
そのため、眼鏡やコンタクトレンズで
ピント調節力の衰えを補うことが対応策となります。
老眼鏡(近用眼鏡)は2種類あります。
・近用のみのタイプ(単焦点レンズ)
・遠近両用タイプ(多焦点レンズや累進焦点レンズ)
比較的長時間の近見作業が多い人は、
近用のみのタイプを使用するほうがお勧めのようです。
遠近両用タイプはレンズの上の部分で遠く、
下の部分で近くを見るようにデザインされています。
市販のお手軽な老眼鏡より
眼鏡処方箋に基づいたものを使用するのが良いようです。
また、老眼と決めつけず、視力が低下していないかを
定期的に検査することも大切なようです。
他に遠近両用のコンタクトレンズも登場しています。
いずれも、個人のライフスタイル等により相性があるようです。
眼科や眼鏡店などで、自分に合った
老眼対策を行うのがお勧めです。
2. 老眼予防
避けては通れない老眼ですが、予防を行うことで
少しでも症状の進行を遅らせることができるようです。
2-0-1. ・眼球回し
顔を動かさず、目だけを回します。
上、斜め左上、左、斜め左下、下、斜め右下、斜め右上
の順に8箇所を見るようイメージで眼球を回します。
2-0-2. ・目の開閉
目を強く閉じ、見開くを交互に数回繰り返す
2-0-3. ・遠近を交互に眺める
指を1本立て、腕を伸ばして2秒程見つめたあと
外の景色を見ることを数回繰り返す。
3. まとめ
老眼は、加齢とともに遅かれ早かれ誰にでもやってきます。
避けて通れないため、老眼と上手に付き合いながら
楽しい生活して行きたいですね。
老眼を遅らせる目のトレーニングを
生活にうまく取り入れていくことも大切です。
仕事や家事が忙しくても、加齢とともに
時間、視力、集中力、体力は徐々に衰えて行きます。
いつかやろう!ではなく細かい作業、読書など
やりたいことは老後の楽しみにとっておかず、
苦痛なく出来るうちにコツコツ進めておきたいですね。

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