2018年9月13日木曜日

お墓について考える(散骨編)





お墓について考える(散骨編)
















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散骨とはいかなるものか


先の、お墓について考える(樹木葬編)でも書きましたが
きのこは、現状子供がおらず
自身の死後に墓守りをしてくれる人がいない状態で
あの世に旅立つ可能性が大です。

そのため、散骨や樹木葬などのように
従来の墓所にとらわれない遺骨の行方に興味があります。
そこで前回に引き続き、今回は散骨について調べてみました。


散骨する場所


樹木葬が墓地として許可を得た場所に「埋める」のに対して
散骨は現時点(2018年)において規制する法律がありません。

基本は海洋への散骨となるようですが

決まりが無いからこそ、環境や周りに迷惑をかけないよう
配慮することが大切です。

業者を利用する場合は、環境や周囲の方に対して

配慮した形で散骨場所を選んでくださるようなので安心です。

個人で行う場合には、私有地か否か、

漁業関係に影響しないか、海水浴場や観光地で
周りの人に迷惑にならないかなど細心の注意が必要です。




遺骨の扱い


散骨を行う場合、遺骨を細かく砕く必要があります。

火葬したままの遺骨だと、発見した場合
事故か事件か!?となってしまいますから当然ですね。

万が一、遺骨とわかる状態で散骨(というより投棄)した場合
遺骨遺棄罪に抵触する場合もあるようです。

そのため、細かい「粉末状」に粉砕せねばなりません。




散骨のタイプ


樹木葬同様、海洋散骨についても
いくつかの選択肢があります。


個人での散骨


遺族のみの単独(貸し切り)で行う方法。

一家族だけで散骨用の船をチャーターする形なので
ゆっくりとお見送りをすることが出来ます。

ただし、貸し切りのため費用は高めです。


合同での散骨


複数の家族が同じ船に乗って産コツを行う方法。

船のチャーター費用を複数で分担するため、
個人での散骨に比べ費用は安くなります。

しかし、そのため乗船できる人数や日程など制限があります。



委託による散骨


先の2つの方法と異なり、委託の場合は遺族が乗船せず
業者の方に代理で散骨を行って頂く方法です。

そのため、費用や言い方は良くないですが
遺族の手間暇は軽減されます。

本当に散骨してもらえたか不安な気持ちになるところですが
きちんと実施しました!という写真や証明書などが
届くサービスが付帯しているところもあるようです。

きのこのように、後に遺される人もなく
ひとりでひっそりあの世へ行きたいという場合は
あらかじめ代理人を立てて依頼してもらえるようにすれば
スムーズかなと思います。




散骨の申し込み


散骨については、主にネットで情報収集ができるようです。

折角自分で選べるのなら、早目に色々調べて
気に入る場所を見つけておきたいですね。

自分が眠る場所ですから、足腰が元気なうちに
現地見学を行っておくことも良いかと思います。



気になる散骨に掛かる費用


散骨の費用について


先に挙げた、散骨の方法により掛かる費用も異なります。



個別での散骨の場合


船のチャーター費用、散骨する場所にもより
価格も大きく異なるようですが
20万円以上くらいから、といったかんじのようです。



合同での散骨の場合


合同での散骨の場合、複数の家族で
船のチャーター費用が、割り勘になるため
個別での散骨より若干安く、10万円前後のようです。


委託による散骨


委託による散骨の場合、遺族が乗船しないため
全て業者の方のご都合で終了するため
5万円位と、最も安価となっているようです。



散骨実施の注意点



前回の樹木葬と同様、散骨は
従来からの伝統的な埋葬方法ではないため
家族や親族の理解が得られない場合があるようです。

申し込み前に、よく相談をしておくことが大切ですね。




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