2018年9月14日金曜日

お墓について考える(宇宙葬編)





1. お墓について考える(宇宙葬編)






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1-1. 宇宙葬とはいかなるものか


先の、お墓について考えるシリーズに続き
散骨や樹木葬などのように従来の墓所に
とらわれない埋葬方法についてまとめています。

今回は宇宙葬について調べてみました。



1-1-1. 遺灰を撒く場所


「宇宙葬」の名が示す通り、
遺灰を宇宙に送り出すという新しい形の葬送方式です。

一時はスペースデブリ(宇宙ゴミ)の増加につながると

批判も出たようですが、年々改良が加えらて
現在では一般の会社で、行うことが可能となっています。

我が身が滅びた後、広大な宇宙に
旅立てることは、ロマンを感じますね。





1-1-2. 遺灰の扱い


宇宙葬は遺灰の一部を小さなカプセルに入れて
ロケット等で宇宙に打上げるというものです。


衛星軌道に乗った遺灰は数年から10年くらいの間

地球を周回したのち、大気圏に突入して
摩擦熱により燃え尽きるそうです。





1-2. 宇宙葬のタイプ


樹木葬や海洋散骨と同様に、

宇宙葬にもいくつかの選択肢があります。


1-2-1. バルーンでの宇宙葬


巨大なバルーンに遺灰を付けて空へ飛ばす方法です。

飛ばされたバルーンは上空で、内部の圧力が高まって破裂し、

遺灰はそのまま成層圏で散骨されます。

バルーンを飛ばす場所に規制は特に無いようです。



きのこは以前テレビニュースの特集で、

バルーンでの宇宙葬の会社と利用者の様子を観たことがあります。

遺族が空を見上げ、小さくなるバルーンを見送る姿は

メモリアルな雰囲気を醸し出していました。



1-2-2. ロケットでの宇宙葬


先のバルーン葬と同様に、成層圏で散骨する方法として
ロケットにカプセルに入れて遺灰を打ち上げる方法です

カプセルに文字を入れるサービスを提供している会社もあります。




1-2-3. 人工衛星による宇宙葬


遺灰の一部をカプセルに入れて、
人工衛星に乗せて打ち上げる方法です。

人口衛星は数日から数年の期間をかけて、地球を周回。


専用のアプリにより、人工衛星の

現在地を確認できるサービスもあるようです。

また、人口衛星から観た地球の姿を、

リアルタイムに見ることもできるそうです。

最終的に人工衛星は大気圏に突入して、

流れ星になるという仕組みです。



1-2-4. 月面供養による宇宙葬


アメリカのElysium Space, Inc.(エリジウムスペース社)が
始めたサービスです。

遺灰の一部をカプセルに入れ、

月着陸船の内部に搭載して月面に送る方法です。

月面にお墓を持つことで、世界中どこからでも
月を眺めることでお墓参りをすることができます。

月面供養には、次のものが含まれます。

  • 火葬された遺灰の一部の回収、宇宙への打ち上げ
  • 遺灰を収めたカプセルへのイニシャル刻印
  • カプセル搭載モジュールへの追悼メッセージの刻印
  • 打ち上げビューイングイベントへのご招待(旅費などは自費)
  • プロの手による、打ち上げイベントのビデオ作成
  • 宇宙葬の完了を示す証明書

月面供養を行なうには、エリジウムスペース社から送られてくる
キットに入っている遺灰カプセルに、遺灰の一部(約1g)を入れます。

カプセルのキャップには、イニシャルを3文字以内で刻印できます。
人工衛星には、60個のカプセルが収納されます。

カプセル以外に、人工衛星の金属プレートに
最大80文字までのメッセージが刻印できます。



1-2-5. 宇宙葬の申し込み


宇宙葬については、主にネットで情報収集ができるようです。


「宇宙葬」や、「バルーン葬」などのキーワードを入れて

検索すれば複数の会社が表示されます。


価格や、サービス内容は運営会社により

かなり違うようなので、興味のある方は
早目にじっくり調べておくとよいかもしれません。



折角自分で選べるのなら、早目に色々調べて

気に入るサービスを利用したいですね。





1-3. 気になる宇宙葬に掛かる費用


1-4. 宇宙葬の費用について


先に挙げた、宇宙葬の方法により掛かる費用も異なります。




バルーンでの宇宙葬

約30万円


ロケットでの宇宙葬

約50万円


人工衛星による宇宙葬

約100万円


月面供養による宇宙葬

約120~250万円



通常のお墓を建てるよりは、いずれも割安です。



一口に「宇宙葬」と言っても、
選択する方法により費用はかなり異なりますね。


1-5. 宇宙葬実施の注意点


これまでに記事にした、散骨や樹木葬と同様
従来からの伝統的な埋葬方法ではないため
家族や親族の理解が得られない場合があるようです。

申し込み前に、よく相談をしておくことが大切ですね。



遺族はお墓参りに行く代わりに、夜空を見上げて

故人を偲ぶ・・・ロマンチックですね。






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