2018年11月4日日曜日

80歳でほぼ100%発症!?安心して下さい治るんです!最新白内障手術を知ろう







こんにちは、きのこです。




誰でも発症する白内障


高齢になるに従い、目の疾患も増加します。


眼科にかかっていない方でも、

老眼に悩むケースは身近なのではないでしょうか。

老眼の場合、日々少しずつ進行するので、気のせいかなと思ったり

このくらいなら見えるから問題ないと思う方も多いようです。

でも、症状を軽視していると

頭痛やめまいなど全身の不調を引き起こす恐れもあります。

特に、目の疾患のひとつ白内障は60代で60%、70代で80%、

80歳以上ではなんとほぼ100%が発症するそうです。



白内障とは


白内障とは、水晶体が混濁することで

視力の低下をきたす目の病気です。

眼球をカメラにたとえると、レンズが濁る状態です。


加齢による白内障の場合、数年単位で徐々に視力の低下や

ものの見え方の変化が生じるため症状に気がつかず、
ある程度進行してしまってから発見されることも少なくないそうです。

視力の低下が引き起こされる白内障ですが、

近視や遠視、乱視などとは異なり、
眼鏡やコンタクトレンズでは矯正できないことが
大きな特徴として挙げられます。

しかし、現在ではその治療法が確立され、

必要とされる場合には手術を受けることで
視力の回復を十分に期待することができます。

そう、白内障は治る病気なのです。




白内障の治療


白内障の程度が軽度の場合は経過観察になり、
点眼を処方する場合もあるようです。 

日常生活に支障が出る程度に白内障が進行すれば、

手術による治療を行うのが一般的です。


白内障手術は、手術方法や機器の進歩により、
安全かつ正確に行うことができるようになってきました。 

白内障手術は、入院手術・外来手術があります。


状態や白内障の重症度により、

入院手術が必要な場合もあるため、
担当医との相談が大事です。




手術について


術は通常、局所麻酔下にて行います。


痛みはほとんどないそうです。

麻酔は点眼麻酔をした後に注射の麻酔をしますが、
麻酔の痛みもほぼないそうなので安心です。

手術中、痛みはほとんどなく、意識があるため、
医師やスタッフと会話もできるそうです。


手術は顕微鏡を使用して行います。


傷口は約3mmと非常に小さく、超音波を利用して
水晶体の濁りを取った後、眼内レンズを挿入します。

手術時間は特に問題がなければ

10~20分程度で終了とのこと、短時間ですね。


眼内レンズは、取り除いた水晶体の代わりに、
ピントを合わせる働きをします。

眼内レンズを挿入後は、異物感はなく、
取り外しをする必要もないそうです。

 しかも一度挿入すれば、半永久的に使用できるそうです。


通常の症例の場合、アクリル製のレンズを
インジェクターという筒の中から小さい傷口から入れます。




単焦点眼内レンズ


(健康保険適用の一般的な白内障手術)料金例



日帰り手術(健康保険)
          片眼     両眼
                 同月手術   別月手術
70歳未満 3割負担 約52,000円  約80,100円  約104,000円  
     1割負担 約17,000円  約18,000円  約34,000円
70歳以上 2割負担 約18,000円  約18,000円  約36,000円
     3割負担 約52,000円  約80100円   約104,000円



手術費用の一部が還付される制度があります。

また、高額医療費の還付によって、

手術費用の一部が戻ってくる場合があります。

これは、白内障の手術額に加え、内科など他院の医療費や

調剤薬局の支払いの1ヶ月分の合計が対象になります。

年齢や区分、保険の種類などによって変わります。


申請により、国民健康保険、老人保健の場合は
市町、社会保険の場合は各保険者
(所属する社会保険事務所、組合など)から払い戻されます。

詳細は各市町村に問い合わせる必要があります。

高額医療費の制度上、同月内に両眼手術を受けたほうが、
還付金が多いということになります。




多焦点眼内レンズ



多焦点眼内レンズと単焦点眼内レンズの違い



単焦点眼内レンズは、ピントが合っている所は切れ味良く見えますが、

それ以外の距離にはピントが合わないので、
手元も遠くもくっきり見えるわけではありません。

手術時に遠くにピントを合わせた場合には、

手元を見る場合には近用眼鏡が必要になります。

多焦点眼内レンズは従来の眼内レンズと違い、

遠距離・中間距離・近距離など複数の位置に焦点が合います。
よって遠くの景色にも近くのメモにもピントが合うようになります。



厚労省認可多焦点レンズ


先進医療(多焦点眼内レンズ+レーザー白内障手術)


片眼 約70万円





自費(多焦点眼内レンズ+従来型白内障手術(超音波))

片眼

多焦点眼内レンズ 約36万円(税別)
多焦点乱視レンズ 約39万円(税別)




欧州認可多焦点レンズ(厚労省未認可)


自費(多焦点眼内レンズ+レーザー白内障手術)


片眼

多焦点眼内レンズ 約70万円(税別)
多焦点乱視レンズ 約73万円(税別)



自費(多焦点眼内レンズ+従来型白内障手術(超音波))


片眼

多焦点眼内レンズ 約39万円(税別)
多焦点乱視レンズ 約42万円(税別)




まとめ


白内障は現在、適切な手術で治すことのできる病です。


怖がらず、目の異変を感じたら

速やかに眼科へ行きましょう。 短焦点眼内レンズに比べ、
多焦点レンズは手術費用が高額となりますが、
見え方が劇的に変わることを考えると嬉しい技術の進歩です。



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